東池袋「東池袋 大勝軒 本店」! 四代目の孤独のグルメ~ラーメン編⑬

どうも四代目です♪ 

 

 

東池袋「東池袋 大勝軒 本店」

 

いよいよ東京でつけ麺の元祖といわれるお店に上陸!

注文も、もちろん券売機の左上「あつもり」にしました。

麺は「多加水卵中太麺」というオリジナルの中太ややストレート系。俗に言う”今時つけ麺”のごん太麺とは違い、ホントに中華蕎麦の麺をお皿に分けた印象です。口触りがツルツル、でもコシもあっていい感じでした。

つけだれも中華蕎麦のスープを少し濃くした感じ。すなわち、さらっとしています。で、やや甘味と酸味が目立ちます。

具もチャーシュー。メンマ、海苔にナルトと昔ながらの中華蕎麦の装い。

すなわち、つけだれが濃厚で麺が太くモチっと、具も炙ったり味を途中で変えたり…。そんな今、流行のつけ麺ではなく、ただ至高の中華そばの麺とスープを分けて、スープに付けて頂く。 

以前、永福町の大勝軒を訪ねた時に抱いた印象とまったく同じ。

「これは、自分が思っているラーメンと同じ枠で考えてはいけないんだな」

と思ったのを思い出しました。

 

昔から愛されているホンモノ。 

昔ながらの~。

 

しかし、以前抱いたその思いには続きがあります。

「でも自分の好みではない…」と!

それが今の、僕のポリシー

”ラーメンとはいかに自分の舌と合うか。その相性がもっとも出る食べ物である”

という結論に導いてくれたのです。

 

それをふまえてあえて申し上げますと、

初代山岸さんの味は知りません。でもその系譜を受け継いだ本店は僕にとって物足りない、ということです。

 

師匠の美容院に所用があったついでに立ち寄りました。

今年に入り僭越ながらもネタ作りの一環で始めたラーメン紀行。その中で今まで避けていた「つけ麺」というジャンルの洗礼を受けたからには、いつかはこちらに挨拶をしておかねばという強い想いがありました。

そして今回ついに実現。

前述した「有名店だからと行って…」という緩衝剤を持って行ったおかげでショックを受けるまではいきませんでしたが、正直、今回の訪問でしばらくはこういった類のお店は間を空けてもいいかなぁと。

店内はさすがにキレイでしたが有名店の風格が、僕には必要なく感じられました。

ただし僕が今こうして能書きを垂れながら、でも楽しみの一つになったラーメン屋さん巡り。その歴史を作って下さった先人のお店として。

また僕はこの”現代っ子の今どきラーメン好き”の視点で行こうと、あらためて感じられたのもこちらのようなお店があったからと、感謝の念に堪えません。

どうもありがとうございました。

 

ごちそうさまでした♪